
築年数が経過して経年劣化を感じるようになったら、キッチンリフォームを検討しましょう。
キッチンリフォームは新規交換が容易にできます
木造建築の一戸建ては、国産の天然無垢材を使用して建築されていると、柱と梁の構造体は長持ちしますので、建物の耐久性は高いですが、設備機器類は経年劣化してしまいます。
水回りは毎日のように使用する場所なので、こまめに掃除をしていても、落ちにくくなっていく汚れも増えていきます。
水回りを新規交換すれば、新築同様の快適なキッチンを取り戻せます。
住まいのリフォームは、基本的には修理や修繕ですが、キッチンリフォームは新規交換が容易にできます。
新規交換は最新の設備機器類を選べるので、建物の築年数に関係なく、新築住宅と同様の設備機器類に変えられるチャンスになります。
キッチンリフォームの工事費の一般的な相場は50万円から70万円です
キッチンリフォームの工事費は、リフォーム施工業者によって違います。
木造建築の一戸建てを新築したときの工務店と連絡が取れる場合は、相談すると良いでしょう。
日頃から定期的にメンテナンスをしてもらっている場合は、メンテナンスとは関係のないキッチンリフォームに関して相談するのも良い方法です。
キッチンリフォームの工事費は、50万円から70万円が一般的な相場です。
壁材やフローリング床材のリフォーム工事を含めなければ、70万円前後を目安にしておくと、見積価格を把握しやすくなります。
最新の設備機器類の価格は、取り扱い業者によって大きく変わります。
工務店によってはメーカーと提携していますので、最新の設備でも割引価格で購入できる場合が多いです。
型番が古くなってしまった製品ならば、最新設備ではありませんが未使用品を割引価格で購入しやすいです。
ホームセンターでは、古い型番の未使用品を低予算で購入できる場合が多いのですが、施工業者が決められてしまう場合もあります。
基本的に工事費の目安である70万円を想定しながら、できるだけお得になるように交渉すると良いでしょう。
キッチンまるごとリフォームも検討してみましょう
工事費の中には割引価格のない種類もあります。
住まいを傷つけないように養生する作業の費用です。
養生費は、汚れている床や壁でも発生しますので、それならば壁や床のリフォームも同時に行なってもらうのも良い方法です。
壁と床は住まいのリフォームですが、キッチンの間取り全体をリフォームする工事にすれば、全体的にお得な工事費で施工できます。
新築したときの工務店とは別の施工業者の場合は、設計図が必要になる場合もありますので、図面を保管している場合は準備しておくと良いでしょう。